女性ならではの起業は成功しやすい?

「女性起業」は男の10倍成功する、という本が物議になっていますが、本当に助成企業は成功しやすいのでしょうか。
中小企業庁の調査によると、女性起業家は個人向けサービス等の暮らしを充実させる分野での事業展開が多いという特長があり、9割が従業員を雇用せずに起業している。
つまり男性と比べて、女性の起業は比較的小規模な起業が多く、スモールスタートならではのローリスク起業とも言えます。

(出典)中小企業庁「中小企業白書2014年版」を加工
資料:総務省「平成24年就業構造基本調査」再編加工

また、起業時の年齢からも女性は男性と比較して、平均年齢が4.5歳低く低い年代で起業する割合が高い傾向にあります。

とはいえ、女性ならではの課題も多い

とはいえ、女性ならではの課題も多い

近年は「女性活躍」をスローガンに、女性の社会進出を後押しする政策が注目されています。
在宅ワークやテレワークなど、働き方の多様化を目指す企業の事例や、女性起業支援の事例はよく耳にしますが起業に関してはどうなのでしょうか。
時代が変わっても結婚・出産など様々なライフイベントを抱える女性にとっては「家事・育児・介護との両立」という大きな課題があり、男性と比べると約4倍の懸念事項となっていることも事実です

資料:中小企業庁委託「企業・創業に対する意識、経験に関するアンケート調査」(2016年12月、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株))

女性向きの起業スタイルとは?

女性向きの起業スタイルとは?

女性ならではの視点や柔軟な発想を活かせる起業とは、どんな分野なのでしょうか。
自宅で開業、趣味や特技を生かす等の起業スタイルはやはり女性が多く、細やかな気遣いができ、聞き上手な女性はサービス業に向いていますね。
自分が起業するならどの分野で?と考えた時にピックアップしたのが下記の分野での起業です。

  • 1.ネイルやヘアメイク・美容系サロン・リラクゼーションサロン・アロマセラピストなど、需要が高い美容系起業
  • 2.育児アドバイザーや子育てカウンセラー等、育児の経験を生かした育児系ビジネス
  • 3.料理教室や着付け教室、ピアノ教室など特技を生かした自宅教室
  • 4.家事代行、買い物代行など、細かい心遣いが生きるサービス
  • 5.セレクトショップやハンドメイドショップ等、実店舗でもオンラインショップでも可能なビジネス
  • 6.カフェ経営、ショップ経営など、実店舗で個性を生かすビジネス
  • 7.社会保険労務士、税理士、ファイナンシャル・プランニング技能士等の資格を生かしたコンサルタントビジネス
  • 8.アフィリエイトやドロップシッピング、入力代行などのインターネットビジネス

こう考えると、女性には色々な可能性がありますね。

女性起業を応援する資金調達について

内閣府が提唱する「女性躍進」の実現に向かって、女性のための優遇制度(資金・補助金・助成金など)の公示も増えています。
日本政策金融公庫や東京都では女性の起業を応援する融資制度等があり、資金調達から販路拡大まで、経験豊富な女性の起業を後押しする環境ができつつあります。
その他にも、育児・介護との両立を推進するための助成金もあります。

また、自治体によってまちまちではありますが、女性の起業に使える制度も多くありますので、下記から検索してみて下さい。

◆その他、女性の起業に役立つサイトをご紹介します。

※当ページの図表についての出典:2014 年度新規開業実態調査 https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_171221_1.pdf